古仁屋男子 県中学新人バスケV

2020年01月29日

スポーツ

男子の部で優勝した古仁屋=28日、姶良市のおおくすアリーナ

男子の部で優勝した古仁屋=28日、姶良市のおおくすアリーナ

 県中学生新人バスケットボール大会(県バスケットボール協会主催)は28日、姶良市のおおくすアリーナ(蒲生体育館)で男女の決勝リーグを続開し、4強入りした古仁屋男子が同日も勝って3戦全勝で優勝を飾った。チームは2月28日~3月1日に沖縄県で開催される九州大会へ出場する。

 

 古仁屋男子はメンバー11人。180センチの長身センターの瀧成仁、主将の鳥入夏樹、ガードの山元獅土などの2年生を中心に全員で走るバスケが持ち味。5回戦で優勝候補の重富に1点差で競り勝ち4強入りして勢いに乗った。

 

 チームを指導した川井順外部コーチ(38)は「重富戦が一番のヤマ場。リードしながら終盤に逆転される嫌な展開だったが、残り0秒のゴールで再逆転できた」と話し、「ベンチメンバーもサポートに徹してチームが一つになれた。九州大会を通してさらに上のレベルを目指してほしい」と選手らをたたえた。

 

 鳥入主将は「九州出場の目標をかなえられてうれしい。チームの持ち味のディフェンスからの速攻がうまくいった」と躍進を振り返り、「接戦では焦りからミスも出た。県大会で得た課題を克服して九州で一つでも多く勝ちたい」と前を見据えた。