国体へ向け女子部発進/樟南高レスリング部

2015年07月29日

スポーツ

樟南女子レスリング部の(左から)野村コーチ、川畑、中井、石川=26日、樟南高校

樟南女子レスリング部の(左から)野村コーチ、川畑、中井、石川=26日、樟南高校

 レスリングの強豪樟南高校に今春、部員3人の女子レスリング部が発足し、2020年の鹿児島国体での活躍を視野に奄美関係者が奮闘している。同部の野村裕徳コーチ(44)=龍郷町=は「責任重大だが、やりがいもある。1期生をしっかり育てて鹿児島女子レスリングの土台を築きたい」と意欲を見せている。
 1期生は川畑瀬莉(赤木名中出身)、中井梨花、石川愛海(ともに愛知県出身)の3選手。中学ではバレーボール部だった川畑は「身長が足りなかったので、ジュニア時代に野村コーチから教えてもらっていたレスリングを選んだ。九州で頂点を取ってインターハイ出場を目標に頑張りたい」と笑顔を見せる。