大奄美へ化粧まわし贈呈 奄美市名瀬の竹山産業開発

2018年07月11日

スポーツ

三重県であった贈呈式。(左から)竹山社長、大奄美関、大奄美関の叔父早口龍千さん、竹山晋作常務取締役=6日(竹山社長提供)

三重県であった贈呈式。(左から)竹山社長、大奄美関、大奄美関の叔父早口龍千さん、竹山晋作常務取締役=6日(竹山社長提供)

 竹山産業開発㈱(奄美市名瀬、竹山真之介社長)は6日、大相撲で活躍する大奄美関=龍郷町出身=に化粧まわしを贈呈した。竹山社長は「活躍して奄美の魅力を発信してほしい」と郷土力士へエールを送った。

 

 竹山社長も龍郷町出身で、大奄美関とはふたいとこ。竹山社長が熱心な相撲ファンでもあることから贈呈につながった。デザインと製作は東京の業者に依頼。海をイメージした青色をベースに奄美大島やルリカケスが鮮やかな刺しゅうであしらわれている。

 

大奄美関へ贈られた化粧まわし(竹山社長提供)

大奄美関へ贈られた化粧まわし(竹山社長提供)

 「奄美のイメージがよく表れている」と出来栄えに満足する竹山社長。受け取った大奄美関も「再入幕して期待に応えたい」と古里からの応援に感謝していたという。

 

 大奄美関へ贈られた化粧まわしは名古屋場所の初日と2日目の土俵入りで着用された。竹山社長は8月1日に空路の名古屋―鹿児島―奄美大島が開設されることに絡めて「名古屋場所で大活躍して奄美への観光客増加につなげてほしい」と笑顔を見せた。