天城町で自主トレ中の日ハム7選手が野球教室

2018年01月15日

スポーツ

 

打撃指導を行う近藤健介捕手(写真左)=14日、天城町総合運動公園野球場

打撃指導を行う近藤健介捕手(写真左)=14日、天城町総合運動公園野球場

徳之島で自主トレ中のプロ野球・北海道日本ハムファイターズの近藤健介捕手ら選手7人による野球教室が14日、天城町総合運動公園野球場であった。町内の小中学校4チームから52人が参加し、守備や打撃の基礎を学んだ。

 7選手らは6日から順次徳之島入りし、トレーニングに励んでいる。野球教室は町側の要請を受けて実現した。

 教室では全員でキャッチボールを行った後、トスバッティングで打撃を指導。バッテリー組と野手組に分かれて守備、投球指導もあり、ピッチング時のグラブの使い方や送球を見据えた捕球動作など、細かな部分もアドバイスした。

 子どもたちから打撃について質問を受けた近藤捕手は「投手が投げる前に構えて準備することが大切。野球を楽しむことで練習も積んでうまくなる」などとエールを送った。

 岡前野球スポーツ少年団の泰良聖河主将(12)は「キャッチボールの大切さやバッティングフォームなど勉強になった。憧れの選手に教えてもらったことは一生の宝物。きょう習ったことを忘れず、今後の練習に生かしていきたい」と話した。