奄美出身者も活躍誓う 全国障害者スポーツ大会

2018年10月12日

スポーツ

結団式で県旗を受け取る選手=11日、鹿児島市の県庁

結団式で県旗を受け取る選手=11日、鹿児島市の県庁

 福井県で13日から15日までの3日間開催される第18回全国障害者スポーツ大会に出場する県選手団の結団式が11日、鹿児島市の県庁であった。選手63人と役員36人が激励を受け、健闘を誓った。

 

 中山清美くらし保健福祉部長は「選手とスタッフが交流を深め、心に残る大会にしてほしい」とあいさつ。選手代表で小野奏人君(14)=水泳=が決意を表明した。

 

 奄美関係では和泊町玉城出身の冝喜天空君(15)=鹿児島養護学校中等部3年=が砲丸投げとソフトボール投げに出場する。4月に競技を始めたばかりだが、努力を重ねて全国大会の出場権を獲得。「得意の砲丸投げで優勝を目指す」と意気込んだ。

 

 陸上選手として活躍した父親の竜治さん(38)=鹿児島市=も会場で応援する。「おっとりしているが、頑張り屋。自己記録を塗り替えてほしい」と期待した。

大会に出場する冝喜天空君(左)と父親の竜治さん=11日、鹿児島市の県庁

大会に出場する冝喜天空君(左)と父親の竜治さん=11日、鹿児島市の県庁