幕内の明生関「次は三賞取る」 瀬戸内町役場を表敬

2019年09月26日

スポーツ

役場職員らの歓迎を受け、笑顔で花束を受け取る明生関(左)=25日、瀬戸内町役場

役場職員らの歓迎を受け、笑顔で花束を受け取る明生関(左)=25日、瀬戸内町役場

 瀬戸内町阿室釜出身で大相撲の明生力関(24)=本名・川畑明生、立浪部屋=が25日、同町役場を表敬訪問した。9月場所は10勝5敗と5月場所に続く2桁勝利を挙げての帰省で、職員や地域住民が出迎え、健闘をたたえた。明生関は「来場所は今回取れなかった三賞を目標に、また稽古していきたい」と飛躍を誓った。

 

 明生関は同日午後3時ごろ、町役場に到着。玄関ロビーでは鎌田愛人町長をはじめ役場職員が花束や横断幕を持って歓迎した。表敬訪問後、役場前では駆け付けた地元ファンや小学生らに囲まれる場面もあったが、明生関は笑顔で握手や記念撮影に応じていた。

 

 鎌田町長は9月場所の活躍を「奄美全体の活力になった」とたたえ、「今後もけがなどしないよう、焦らず、腐らず、こつこつと一つ一つ上に上がっていってほしい」と激励した。