徳之島、沖永良部16強逃す 全国高校野球鹿児島大会

2018年07月18日

スポーツ

七回、中前打を放つ徳之島の盛勝紀=17日、鹿児島市の県立鴨池球場

七回、中前打を放つ徳之島の盛勝紀=17日、鹿児島市の県立鴨池球場

 第100回全国高校野球選手権記念鹿児島大会(県高校野球連盟など主催)は17日、鹿児島市の県立鴨池、鴨池市民両球場で3回戦計6試合があった。奄美勢は沖永良部、徳之島ともに敗れて16強進出を逃した。18日は両球場で3回戦の残り計4試合がある。

 ◇3回戦(鴨池市民)

川内

 22102008|15

 00001010|2

沖永良部

    (八回コールド)

(川)富濵、祝迫、松永―楠元、大山蒼

(沖)池野、立津―南山

▽本塁打 祝迫(川)▽三塁打 新山(川)福(沖)▽二塁打 松永(川)

川371493737108

 打安点振球犠盗併失残

沖24424630057

 【評】沖永良部は7点を追う五回裏、立津の四球を足掛かりに勝間、中山の犠打と平の中前打で1点を返した。七回には福が右翼線へ三塁打を放ち、2死から3者連続死四球の押し出しで加点したが、反撃もここまで。八回に打者一巡の猛攻を受け8点を奪われて力尽きた。

 ◇同(県立鴨池)

薩南工業

000011001|3

000000000|0

徳之島

(薩)柳元―迫

(徳)友野、仁礼―太良優

▽二塁打 柳元、菊永(薩)

薩31933350019

 打安点振球犠盗併失残

徳30406203115

 【評】徳之島は初回、敵失で出塁した盛勝が二盗し、太良優の左前打で本塁を狙ったが憤死。七回にも盛勝が中前打で出塁して二盗を決めたが、後続を断たれた。守っては友野と仁礼の継投で3失点に抑えたが、相手投手に要所を抑えられて得点できず、3回戦で涙をのんだ。

 【その他の試合】▽3回戦 鹿児島南3―2尚志館、鹿屋中央3―2鹿児島情報、武岡台1―0(延長十回)国分中央、鹿屋農業9―2(七回コールド)鶴丸

 【きょうの試合】

 ○…県立鴨池…○

10時 鹿児島玉龍―吹上

12時半 樟南―鹿児島水産

 ○…鴨池市民…○

10時 樟南―鹿児島水産

12時半 指宿―加治木工業

ハイタッチで選手を励ます沖永良部のマネジャー・久保愛梨菜さん(右)=17日、鹿児島市の鴨池市民球場

ハイタッチで選手を励ます沖永良部のマネジャー・久保愛梨菜さん(右)=17日、鹿児島市の鴨池市民球場