東洋大ボクシング部が奄美入り 16日まで 自然の家拠点に合宿

2018年03月09日

スポーツ

花束を受け取る三浦監督=8日、奄美市笠利町の奄美空港

花束を受け取る三浦監督=8日、奄美市笠利町の奄美空港

 東洋大学ボクシング部の選手、スタッフら29人が合宿のため、空路奄美大島入りした。奄美市名瀬の県立奄美少年自然の家を拠点に16日まで練習に励む。同部の奄美合宿は初めて。

 

 同部は関東の40大学が加盟する関東大学ボクシングリーグの1部リーグに所属。2007年、08年、17年に1部リーグでそれぞれ準優勝し、12年のロンドン五輪でミドル級金メダリストの村田諒太とフライ級日本代表の須佐勝明を輩出した名門。奄美での合宿は同部の三浦数馬監督(38)が練習環境のよさなどから決めたという。

 

 歓迎セレモニーが奄美市笠利町の奄美空港到着ロビーであり、奄美スポーツアイランド協会や同大OBらで組織する奄美鉄紺会の関係者が横断幕を掲げて歓迎した。

 

 三浦監督は「村田諒太を育てた武元前川さんも沖永良部島の出身。そんなルーツがある奄美群島で合宿ができてうれしい。5月開幕の関東大学リーグ戦に向けてしっかり調整し、今年は優勝を目指したい」と語った。

 

 この日は神奈川大学陸上部の選手、スタッフ32人と、日本工学院八王子専門学校スポーツカレッジテニスコースの学生ら15人も春季合宿のため奄美大島入りした。