瀬戸内町2世、薗田選手に観光大使委嘱

2020年02月24日

スポーツ

第39代瀬戸内町観光大使となった薗田選手(左)=23日、瀬戸内町役場

第39代瀬戸内町観光大使となった薗田選手(左)=23日、瀬戸内町役場

 瀬戸内町は23日、サッカーJ3リーグ・鹿児島ユナイテッドFC(KUFC)で活躍する薗田卓馬選手(26)に同町の第39代観光大使を委嘱した。薗田選手は母親の久代さんが同町古仁屋出身で、3歳まで同町で過ごした。観光大使の委嘱状を受け「幼少期を過ごした瀬戸内町の観光大使になれることを誇りに思う。人の温かさや豊かな自然など、瀬戸内町の魅力を発信していきたい」と抱負を語った。

 

 薗田選手は、鹿児島城西高、福岡大学を卒業後、アスルクラロ沼津(静岡)、徳島ヴォルティス(徳島)を経て2018年8月からKUFCに所属。ポジションはフォワードで、今年1月、チームの春季キャンプで奄美大島に来島した際、瀬戸内町の子どもたちにサッカーの指導も行っている。

 

 観光大使の委嘱式は瀬戸内町役場であり、鎌田愛人町長から薗田選手に委嘱状と大島紬でできた名刺入れなどが贈られた。

 

 鎌田町長は「薗田選手の活躍する姿は子どもたちの大きな目標であり、町民にとっても励みになる。観光大使として瀬戸内町のPRはもちろん、チームのJ3優勝とJ2昇格を目指してほしい」とエールを送った。