西田美咲選手らエディオン女子陸上部が奄美合宿

2020年01月11日

スポーツ

30キロ走に汗を流す西田選手(右)=2日、奄美市名瀬の古見方ロードコース

30キロ走に汗を流す西田選手(右)=2日、奄美市名瀬の古見方ロードコース

  奄美市笠利町出身の西田美咲選手が所属するエディオン女子陸上競技部(広島県、沢栁厚志監督)の奄美合宿が7日までの13日間、奄美市の名瀬運動公園陸上競技場を拠点にあった。長距離9人、競歩1人の計10人が来島。12日の全国都道府県対抗女子駅伝競走大会(京都府)や26日の大阪国際女子マラソン大会(大阪府)などに向けて練習に励んだ。

 

 西田選手は笠利町和野出身。節田小、赤木名中から神村学園(いちき串木野市)に進学し、3年の県高校総体3000メートルで優勝した。鹿屋体育大を経てエディオンに入り、昨年から同部の主将を務める。11月24日に宮城県であった全日本実業団駅伝(クィーンズ駅伝)では3区の10・9キロに次いで長い5区10キロを担当。22チーム中、区間10位でたすきをつないだ。

 

 奄美での合宿は走り込みとウエートトレーニングなどが中心。2日の練習で奄美市名瀬の古見方ロードコースで約30キロを走った西田選手は「陸上の県大会などで活躍する後輩たちの姿に私も刺激を受けている。島から応援してくれる人のためにもレースで頑張りたい」と話していた。

 

 西田選手は12日の全国都道府県対抗駅伝競走大会に鹿児島県チームから出走予定。