漂着ごみを収集、調査 龍郷町の円小

2019年06月13日

自然・気象

 海岸のごみを拾う円小の児童=12日、龍郷町

海岸のごみを拾う円小の児童=12日、龍郷町

  龍郷町の円小学校(德永順美校長、児童4人)は12日、同町円の海岸で環境学習「円小ブルーシー」を行った。奄美海上保安部の職員を講師に、地域住民も参加して漂着ごみの清掃と調査を行った。

 

 ブルーシーは海岸の美化と児童の環境保全への意識向上を目的に2004年度から実施している。児童らはこの日、約1持間ごみを分別しながら90・5㌔収集。ペットボトルやたばこの吸い殻、注射器など種類別にごみの量を調査した。

 

 3年生の横島彩葉さん(9)は「ペットボトルのごみが多かった。外国のごみもあって驚いた。海をきれいにするため、ごみを捨てないようにする」と話した。

 児童は今回の調査結果などをまとめて、20年2月の同校学習発表会で報告する予定。