マングローブ再生で児童らメヒルギ植樹 宇検村・伊藤忠商事の再生事業

メヒルギの植樹を行った田検小3・4年生の児童ら=7日、宇検村

 8月に開始が発表された宇検村と伊藤忠商事(本社・東京)による共同のマングローブ林再生事業の一環として、田検小学校(平山晋校長、児童49人)の3・4年生の児童らは7日、同村が管理する調整池にメヒルギの苗を植樹した。

 

 マングローブは二酸化炭素の吸収量が多く、自然の防波堤としての役割や多様な生き物を観察できる学習の場としても期待されている。宇検村は1950年代に消滅したマングローブ林の再生事業を2014年から行っており、今年度からは同事業にかかる費用の一部を伊藤忠商事が支援している。

 

 児童らは地球温暖化やマングローブの役割などについて学んだ後、植樹地に移動。自分たちで育てた120本ほどのメヒルギの苗を1本ずつ丁寧に植えた。初めて植樹を体験したという3年生の徳永めいさん(9)は「気持ちを込めて植えた。私の身長の半分くらいまで大きくなってほしい」と笑顔で話した。

 

 視察に訪れていた伊藤忠商事の社員・山下綾美さん(38)は「子どもたちが身近な場所でマングローブ林再生の活動を行う姿に感銘を受けた。会社として継続した支援が大切だと実感した」と今後の活動にも意欲を見せた。