世界遺産登録決定、繁華街も沸く 名瀬の屋仁川

屋仁川通りの「やんごアーチ」に掲げられた世界自然遺産登録決定を記念した横断幕=26日午後10時すぎ、奄美市名瀬

「奄美・沖縄」の世界自然遺産登録が決定した26日、奄美市名瀬の繁華街・屋仁川通りも喜びに包まれた。長期化する新型コロナウイルスの影響で多くの飲食店が厳しい経営を強いられる中、関係者らは「待ちに待った明るいニュース」と語り、登録効果による景気回復に期待。同通りには登録を記念した横断幕も掲げられ、お祝いムードを盛り上げた。

 

 奄美市のコミュニティラジオ局あまみエフエムディ!ウェイブは同日、世界遺産委員会のオンライン中継に合わせてライブハウス・アシビで公開生放送を行った。午後6時40分すぎ、「登録決定」の報が伝わると会場は歓喜に沸いた。来場者は唄者の平田まりなさんの三線で六調を踊り、喜びを分かち合った。

 

 奄美市社交飲食業組合(伊東隆吉理事長)は、屋仁川通りの「やんごアーチ」下に「島の自然・文化を次世代へと守りつなごう!」とのメッセージを添えた横断幕を設置。伊東理事長は「小さな島だがより価値ある島になった。これからもおもてなしの心を基本に屋仁川を訪れる人を迎え、自然や文化の魅力を世界に発信していきたい」と語った。