山間部で不法投棄合同パトロール 奄美市名瀬

山間部に放置された車を確認した不法投棄防止合同パトロール=19日、奄美市名瀬

 県が定める「不法投棄防止強化月間(11月)」に合わせた関係機関の合同パトロールが19日、奄美市名瀬であった。行政などから約20人が参加。山間部の6カ所で家電や車などが捨てられている状況を確認し、対策の強化や住民への普及啓発に連携して取り組むことを申し合わせた。

 

 パトロールは県と地元関係機関で組織する奄美地区産業廃棄物等不法投棄対策等連絡会議(事務局=県大島支庁衛生・環境室)と県産業資源循環協会奄美支部が毎年実施している。

 

 奄美市名瀬の県大島支庁であった出発式で、實成隆志県大島支庁衛生・環境室長は「世界自然遺産に登録されて奄美大島の自然は世界の宝と認められた。美しい自然を未来へ引き継いでいくため、関係機関で連携して不法投棄対策を図っていく」と協力を求めた。

 

 参加者らは山間部の道路沿いで、やぶの中や崖下に捨てられた冷蔵庫などの家電や古タイヤ、建設廃材などのほか、道路沿いに放置された車を確認した。

 

 奄美市の不法投棄監視員・青木孝正さん(65)は「観光客が見ればイメージダウンになる。自然遺産にふさわしく、街はきれいにしないと。市民が一致団結して不法投棄を撲滅してほしい」と住民の意識向上を訴えた。