知事に活動実績を報告 世界自然遺産推進共同体

塩田知事(写真中央)に活動実績などを報告する世界自然遺産推進共同体の役員ら=22日、鹿児島市の県庁

県内外の64企業・団体で構成する世界自然遺産推進共同体(代表・久見木大介日本航空鹿児島支店長)の役員らが22日、県庁を訪れ、塩田康一知事に団体の活動実績・計画を報告した。今後は国、県、関係市町村で構成する世界自然遺産地域連絡会議への参画や、沖縄の共同企業体とも連携し、観光地の利用ルールや保護条例の周知、普及啓発、奄美群島の魅力の情報発信などに取り組む。

 

同団体は奄美群島の環境保全と地域振興の循環モデルの確立を目指し、世界自然遺産登録前の2019年8月に民間主導で発足した。

 

これまでに、▽県内各地でのシンポジウム▽奄美大島や徳之島でのボランティア清掃▽空港での密猟密輸対策講習・研修会▽三太郎線ナイトツアー実証実験や、ロードキル防止キャンペーンの周知│など「島に関心を持つ、知る、守る」を念頭に置いた活動を展開。構成企業・団体や個人単位でもさまざまな活動を行っている。

 

22日は同団体の役員4人が塩田知事を表敬訪問。久見木代表は「今年の世界自然遺産登録を新たなスタートとし、指摘されている課題に対し、民間の力を発揮してお手伝いできることをしっかりとやっていく。まずは島の宝に関心を持ってもらい、知ってもらい、守っていこうという意識を醸成していきたい」と述べた。

 

塩田知事は島の環境保全に向けた活動への協力を改めて求めた。