島の野鳥写真100枚展示 徳之島出身の指宿さん

自身の作品を前に笑顔の指宿さん=1日、徳之島町生涯学習センター

 徳之島の世界自然遺産登録を祝した写真展「もっと知ろう!徳之島の自然」が1日、徳之島町生涯学習センターで始まった。同町在住の指宿安夫さん(73)が撮影した野鳥の写真約100枚を展示している。野鳥編は14日まで、16~30日は動植物編の展示がある。

 

 指宿さんは同町亀津出身。教員を退職後に趣味で動植物の撮影を始めた。展示作品は10年以上かけて島内で撮りためたもので、アカショウビンなどおなじみの鳥のほか、コハクチョウやコウノトリ、ヤツガシラなど島内では珍しい鳥や天然記念物、絶滅危惧種の撮影に成功している。餌を食べたり、飛んだりする野鳥の生き生きとした動きが感じられる作品も多く、来場者も足を止めて作品に見入っていた。

 

 600ミリの望遠レンズを手にほぼ毎日撮影に出掛けているという指宿さん。「島内では天城町浅間の干潟や徳之島町の大瀬川、諸田池、和瀬池などがお勧めスポット。餌場を把握しておくと成功しやすい。徳之島は野鳥の宝庫。珍しい鳥の撮影に成功した時は何とも言えないほどうれしい」と話した。

 

 指宿さんは自然遺産登録の決定について「自然を愛する一人としてとてもうれしい。私たちには徳之島の自然を守る義務がある。登録を機に島民が島の自然の価値を知り、誇りに思うようになってほしい」と笑顔を見せた。

 

 指宿さんの写真は「徳之島じじとばばのホームページ」でも公開している。