林君、自己新25㌢のテナガエビ 奄美市名瀬

2018年09月03日

琉伸君が捕まえた大物タナガ(右)。左は一般的と思われるサイズ=2日、奄美市名瀬の南海日日新聞社

琉伸君が捕まえた大物タナガ(右)。左は一般的と思われるサイズ=2日、奄美市名瀬の南海日日新聞社

 奄美市立名瀬小学校5年の林琉伸君(11)は2日、奄美市内の川で体長13センチほどのタナガ(テナガエビ)を捕まえた。はさみも含めると約25センチ。夏休み最終日の大物ゲットに琉伸君は「よっしゃ」と喜んだ。

 

 この日、両親と朝からタナガ取りをしていた琉伸君。川岸を注意深く見ていると、長い腕がのぞいた。大物を確信して驚きつつ、網をエビの後方に構えた。慎重に押さえ込むと、心の中でガッツポーズ。

 

 毎年夏、親子でタナガ取りをしているが、今回の獲物は過去最大。「この大きさではさみが生え揃っているのは見たことがない」と父の政吉さん(44)。琉伸君は「食べたいけど、飾ってもおきたい」と二つの思いに挟まれ葛藤していた。