逃げないカエルにご注意 アマミハナサキガエルに遭遇

 6日午前10時すぎ、宇検村と奄美市住用町を結ぶ県道湯湾新村線で本紙記者が同村側の山道を運転中、アマミハナサキガエルに遭遇した。直後、カエルは車線中央付近で後続車と衝突。幸い、当たり所は悪くなかったようで、目立った外傷はなく、自力で歩き出した。

 

 現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。緩傾斜で速度が上がりやすく、沿道には「動物注意」の標識がある。カエルは体長10㌢弱。頭上を通過する車に驚いて飛び跳ね、車両底面にぶつかったとみられ、しばらくひっくり返ったまま動かなかった=写真。

 

 アマミハナサキガエルは奄美大島、徳之島の固有種で絶滅危惧Ⅱ類。黒褐色の体に斑点模様がある。元自然保護官補佐の木元侑菜さん(同市名瀬)は「カエルの輪禍は全国的に多い。車が近づいても逃げないので、ひかれてしまう」と話した。