アオバズク元気に育つ

2014年07月20日

顔を見せたアオバズクの幼鳥=19日、知名町瀬利覚

顔を見せたアオバズクの幼鳥=19日、知名町瀬利覚

 知名町瀬利覚ジッキョヌホー(湧水)のガジュマルに19日、アオバズクの幼鳥が姿を見せた。両親と子ども3羽の合わせて5羽が樹上で、むつまじく休む様子が人々の心を癒やしてくれる。
 アオバズクは全国に夏鳥として飛来するが、奄美以南には亜種リュウキュウアオバズクが留鳥として分布している。地域住民によると、アオバズクは毎年この時期ガジュマルに飛来し、子育てをする。
 アオバズクを見に来ていた近所の女性(72)は「この時期になると、来てるかなと気になる。ホー(川)の上でホーホーと鳴き、瀬利覚に福を呼んでくれる」と笑顔で話した。