クロウサギ被害増加/環境省が注意呼び掛け

2017年04月16日

輪禍に遭ったとみられるアマミノクロウサギ(資料写真)

輪禍に遭ったとみられるアマミノクロウサギ(資料写真)

 奄美大島と徳之島に生息する国の特別天然記念物アマミノクロウサギの輪禍や、野生化した犬(ノイヌ)や猫(ノネコ)に襲われる被害が今年に入って増えている。環境省奄美野生生物保護センターは、クロウサギの活動が活発になる春ごろの被害が近年、増加傾向にあるとして、夜間の運転の際の注意とペットの適正飼養を呼び掛けている。