サンゴ 良好に回復/与論島

2016年06月30日

リーフ内で健康を保っているサンゴの群落=25日、与論町茶花のウドノス海岸沖

リーフ内で健康を保っているサンゴの群落=25日、与論町茶花のウドノス海岸沖

 NPO法人海の再生ネットワークよろんは29日までに、サンゴ礁の健康診断「ヨロン島リーフチェック・コーラルチェック」の6月結果を公表した。茶花沖、通称・宮殿西の水深約10㍍のサンゴ被度(海底がサンゴで覆われている割合)は前年同期比7アップの63%で過去最高だった。渡辺暢雄事務局長は「オニヒトデなどサンゴに食害を与える生物やその影響も特に確認されず、良好に回復が進んでいる」と分析した。