生息密度が着実に低下/マングース

2016年09月04日

生息密度が着実に低下しているマングース(資料写真)

生息密度が着実に低下しているマングース(資料写真)

 環境省那覇自然環境事務所は1日、奄美大島での2015年度マングース防除事業の実績を公表した。わなと探索犬・ハンドラー(操る人)合わせた捕獲数は40匹。捕獲数は前年度(71匹)に比べて31匹、約44%減少し過去最低を記録。捕獲効率を示すCPUE(捕獲数/1000わな日)は前年度比約47%減の0・008だった。同事務所は「マングースの生息密度は着実に低下している。同規模の防除作業を継続し、22年度までに奄美大島からの完全排除を目指す」としている。