「ローカルが主役になる時代に」 石田さん(知名町)が著書出版

著書「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい」を紹介する石田さん=23日、知名町

 東北大学名誉教授で知名町在住、石田秀輝さん(68)の著書「危機の時代こそ 心豊かに暮らしたい」が25日、ロングセラーズから出版される。石田さんは「ローカルが主役になる時代が来ている。沖永良部をはじめ奄美群島の歴史、文化にはそれを受け取れる素養が十分ある」と著書に込めたメッセージを語った。

 

 石田さんは2014年から沖永良部島に移住し、ネイチャー・テクノロジー(自然に学ぶものづくり)の上位概念である「間抜けの研究」を開始。持続可能な島づくりの実践活動を続け、毎月、島民と議論を深める「酔庵塾」を開いている。19年からは一般社団法人サステナブル経営推進機構(東京都)理事長も務める。

 

 同書は、石田さんが初めて自身の生活と研究成果を絡めた内容で、島での出会いや体験を多く描いており、「東京での企業経営と、地方で僕が学んでいることをミクスチャー(混合)させていきたいと思っている。都会育ちの僕がこの島でいかに役に立たないかというギャップや、島の人たちが当たり前に思っていることのすてきさをなるべく書いたつもり。わりと読みやすいと思う」とも話した。

 

 272㌻、価格は税込み1430円。