児童ら自作歌劇に挑戦 徳之島町手々

子どもたちが自作自演のステージで躍動したミュージカルキャンプの発表会=29日、徳之島町手々

子どもたちが自作のミュージカルに出演する「ミュージカルキャンプin徳之島」(同実行委員会主催)が26~29日、徳之島町手々であった。最終日の29日は手々小学校体育館で発表会があり、島内の児童、生徒ら17人が出演。歌やダンスで躍動し、表現の楽しさを堪能した。

 

キャンプの実施は2年ぶり3回目。熊本県山都町を拠点に活動する「劇団天然木」が協力し、3泊4日の合宿を通してオリジナルのミュージカルを制作した。

 

子どもたちは4グループに分かれ、それぞれアイデアを出し合って創作したオリジナルの4作品を熱演。舞台転換も協力し合ってこなしながら約1時間半のステージを演じ切った。

 

弟と一緒にミュージカルに初挑戦した盛こころさん(天城小5年)は「歌や筋書きのアイデアを考える作業は難しかったけど、やりがいもあった。恥ずかしがらずに大きな声で歌ったり演技できてとても楽しかった」と笑顔を見せた。

 

劇団天然木は一家で17年ほど前から活動を続けている。劇団代表の久枝隆子さん(58)は徳之島の子どもたちについて「人前で演じたり歌ったりするためには一度自身の殻を破る必要があるが、徳之島の子どもたちは最初から物おじしなかった。積極的にアイデアも出して、勢いと元気のあるステージをつくってくれた」と目を細めた。

 

出演する妹を見に来たという中野彩葉さん(亀津小6年)は「私も出演したことがあるが、みんな以前より声も大きく、演技も上手くなっていた」と感想を述べ、「力を合わせて舞台をつくるのは楽しいので来年は私も参加したい」と話した。