奄美の魅力発信 NHKラジオ公開生放送

ラジオ番組で島唄を披露する元ちとせさん=25日、県奄美パーク

NHK鹿児島放送局は25日、奄美市笠利町の県奄美パークでラジオ特別番組「~秘境ワンダーランド奄美!新たな世界自然遺産の魅力発見~」の公開生放送を行った。歌手の元ちとせさんら5人のゲストが島々の自然の魅力や課題について発信した。

 

元さんのほか、奄美博物館学芸員の平城達哉さん、奄美大島エコツアーガイド連絡協議会の喜島浩介会長、NPO法人徳之島虹の会の政武文理事長、大島高校新聞部が出演。司会は同局の荒井匡アナウンサーが務め、午前9時50分から正午まで放送した。

 

番組前半では、平城さんが奄美の希少な生物や生物の多様性などについて解説。ゲストらは奄美大島と徳之島の自然の特徴や、希少種のロードキル(交通事故死)などの課題についても触れ、奄美の自然の価値を地元住民が理解し保全していくことの大切さなどについて語った。

 

元さんは前半と後半で「朝花節」「くるだんど節」「豊年節」を披露。「島の文化と一緒に奄美の自然を見つめなおし、皆で(文化や自然を)大切に思う気持ちが残される島唄が増えてくるのでは」と話した。

 

会場には約30人が訪れゲストらの話に耳を傾けた。番組に出演した大島高校新聞部部長の畠山葉生さん(17)は「自然の魅力は知っていても課題については知らない人が多いという現状を伝えられた」と話した。

 

番組はNHKラジオ第一放送で全国放送された。