人骨出土で住民説明会/中世期の埋葬か、宇検村屋鈍

2016年09月14日

芸能・文化

発見された人骨について住民に説明する竹中教授(右)=11日、宇検村屋鈍

発見された人骨について住民に説明する竹中教授(右)=11日、宇検村屋鈍

 鹿児島女子短期大学の竹中正巳教授ら調査チーム4人が発掘調査を進めている宇検村屋鈍で11日、初の住民説明会があった。発掘現場では4体の人骨が発見され、骨の特徴や住民の話などから中世期(鎌倉~室町時代、約800~500年前)に埋葬された人骨である可能性もあり、今後、炭素測定などで年代確定を進める方針。竹中教授は「保存状態がよく、当時の人の顔つきや体つきを知る貴重な資料となる」と話した。