伸びやかな歌声響かせ わらべシマ唄大会に51人 奄美パーク

2019年05月06日

芸能・文化

51人の小中学生が歌声を披露したわらべシマ唄大会=奄美市笠利町の県奄美パーク

51人の小中学生が歌声を披露したわらべシマ唄大会=奄美市笠利町の県奄美パーク

 「こどもの日」の5日、県奄美パーク(奄美市笠利町)で毎年恒例の「わらべシマ唄大会」が開催された。島内外から小中学生51人が参加。会場には、子どもたちの伸びやかではつらつとした歌声が響き渡った。

 

 島唄を通じた伝統文化の継承を目的に奄美パークが主催し、今年で13回目。小学校低、高学年と中学生の3部門で審査し、大山仁奈さん(笠利小3年)、千田真帆さん(赤木名小5年)、鈴木侑さん(赤木名中3年)がそれぞれ優勝した。

 

 得意の「雨ぐるみ節」で小学6年生以来、2度目の栄冠を手にした鈴木さんは「参加できる最後の年に優勝できてうれしい。島唄を教えてくれた先生や親への感謝を忘れず、これからも歌い続けたい」と話した。

 

 前回の優勝者や高校生の唄者らもゲスト出演し、大会に花を添えた。

 優勝以外の入賞者は次の通り。(敬称略)

 

 ▽小学校低学年 ②麓世羽璃(名瀬小3年)③津畑杏朱(奄美小3年)▽同高学年 ②濱地咲笑(笠利小5年)③奥野乃佳(朝日小4年)▽中学生 ②朝岡歩紀花(赤木名中1年)③辻竜生(名瀬中3年)