豊年祭シーズン到来 瀬武集落皮切りに 瀬戸内町

2018年09月09日

芸能・文化

祭りを締めくくった八月踊り=8日、瀬戸内町瀬武

祭りを締めくくった八月踊り=8日、瀬戸内町瀬武

 瀬戸内町の各集落で開催される豊年祭・敬老会が8日、加計呂麻島・瀬武集落(瀬戸口豊区長、19世帯30人)を皮切りに始まった。11月初旬まで多くの集落で予定されている。瀬武集落にはこの日、多くの地域住民や出身者が訪れ、相撲や踊り、島唄などでにぎわった。

 

 祭りは力士の勇壮な振り出しで開幕。奉納相撲の後、薩川小のチヂン(太鼓)演奏や祝唄、祝舞と続いた。祭りを清める一叟(いっそう)では、婦人会やまわし姿の青壮年団が「ホーエラエー」の唄に合わせて土俵を回った後、無病息災の願いが込められた「ちから飯」を来場者に配った。

 

 薩川集落の永田麗雄名さん(25)、愛海さん(25)夫妻の長男・旭ちゃん(6カ月)が唯一土俵入りを披露し、会場を沸かせた。最後は来場者全員による八月踊りで締めくくった。

 

 瀬戸口区長(62)は「豊年祭トップバッターということもあり、たくさんの方に来ていただいた。日頃から支援、協力いただいている出身者の皆さまに感謝したい」と話した。

 

 

 

 

【編注】写真はたて、よこ2枚入稿。いずれか1枚利用ください。