きょうから共通テスト 大高会場、受験生ら下見

大学入学共通テスト会場の看板が掲示され、受験生らが下見に訪れた県立大島高校=14日、奄美市名瀬

大学入学共通テストは15、16日、全国677会場で行われる。新型コロナウイルスの影響が広がる中、各会場では感染対策を徹底し、当日に試験を受けられない受験生への救済措置も用意されている。奄美群島唯一の会場となる奄美市名瀬の県立大島高校では試験初日を控えた14日、正門付近まで下見に訪れる受験生の姿があり、職員らは厳戒体制の中で会場設営を行った。

 

共通テストは、高校段階の基礎的な学習達成度を判定する試験。前々回までの名称は「大学入試センター試験」。例年、国公立大入学志願者の1次試験となり、多くの私立大や短大も成績を合否判定に用いている。

 

大学入試センターによると、今回は計864大学が成績を利用する予定で、受験志願者は53万367人。例年通り1日目(15日)に地歴公民・国語・外国語、2日目(16日)に理科①②、数学①②がある。

 

コロナ感染など体調不良者は29、30日の追試験に変更可。濃厚接触者も条件を満たせば当日別室で受験できる。文部科学省は、コロナ関連で追試も受けられなかった受験生について、大学ごとに受験機会を最大限保障するよう要請した。

 

奄美でも感染者の確認が続く中、14日に下見のため大島高校を訪れた受験生は、掲示された会場の看板と案内図を確認するとともに校舎を眺め、試験本番へ意識を高めた。

 

大高会場を管轄する鹿児島大学試験実施本部によると、当日は感染対策ガイドラインに従い、別室受験環境を整え、試験中の体調悪化に備えて医師らが待機。マスク着用や手指消毒のほか、休憩中のトイレ利用や昼食に伴う接触・会話自粛などを受験生らに求める。

 

当日の問い合わせ先は各大学内の試験実施本部。大高会場は電話099(285)7355鹿児島大学。与論高校生徒が受験する名桜大学会場は電話0980(51)1056同大学。