ちびっ子博士養成講座初開催 和泊町

魚の三枚下ろしに挑戦する受講生=31日、和泊町

 和泊町公民館講座「島のちびっ子博士養成講座」が31日、沖永良部島漁業協同組合であった。未就学児│小学生がいる15家族が参加。えらぶ漁業集落(関根博和代表)メンバーを講師に、講話や魚のさばき方体験を通して魚への関心を深めた。

 

 講座は、子育て世代の魚食離れが危惧される中、地元の魚に触れて興味を持ってもらい、島内消費につなげようと初開催。同漁業集落と町経済課が協力した。

 

 漁協の競りと漁船見学、関根代表の「えらぶの漁業」をテーマとした講話の後、魚のさばき方の実技講習があった。食材は近海で取れたアオダイで、受講生家族に1匹ずつ準備された。

 

 漁業集落の堀江由合子さん(52)が手本を示しながら、うろこや内臓(ワタ)を取って三枚に下ろし、刺し身にするまでの過程を丁寧に説明。受講生は魚の表面のぬめりや硬い骨に四苦八苦しながら、包丁やキッチンばさみを使って魚をさばいていた。

 

 参加した皆村樹希君(大城小3年)は「魚はさばいたことはあるが、今日は細かい部分の処理の仕方が学べてよかった」、父・正樹さん(38)は「大きな魚をさばくのは初めてで、子どもも私自身も勉強になった」と話した。

 

 夏休みを利用して沖永良部島を訪れ、親戚家族と参加した元優誠君(奄美小2年)は「楽しかった。魚釣りが好きなので、できたら釣った魚を自分でさばけるようになりたい」と話した。

 講座終了後は受講生に「ちびっ子博士認定証」が授与された。