コロナ、炎天下の熱戦 大島北高、対策万全に 学校体育祭シーズン

全員参加の最終種目・学級対抗リレーなどで盛り上がった大島北高校の体育祭=4日、奄美市笠利町

 奄美群島各地の学校で2学期が始まり、体育祭・運動会シーズンを迎えた。奄美市笠利町の大島北高校(下髙原涼子校長、生徒117人)は4日、第53回体育祭を開催。強い日差しの下、新型コロナウイルス感染症と熱中症対策を万全に熱戦を繰り広げた。

 

 午前9時~11時半の短縮日程で、観覧は3年生各家庭2人以内(約80人)。競技中以外はマスクを着用し、消毒も徹底した。さらに同日、笠利町は気温30度を超える真夏日。水分補給を呼び掛けるとともに、閉会式は生徒をテント内に座らせたまま実施した。

 

 今年のスローガンは「弾けろ北高魂!~オリンピックに負けない感動を~」。生徒たちはコロナ下で競技や練習の方法、時間を制限されながら試行錯誤を重ねた。開会式で3年生の前島旺大応援団長は「適切な距離を保ちつつ、全力で盛り上げる」と宣誓した。

 

 競技種目は選抜生徒による100㍍走や大縄跳びのほか、全員参加の学級対抗リレーなどがあった。学年別の応援団演舞は団長1人の発声で披露。恒例の八月踊りと六調は参加者同士の間隔を広げて行い、接触を伴うフォークダンスは取りやめた。

 

 群島内の高校体育祭は5日以降、すでに実施した与論、中止を決めた喜界を除く公私立6校が開催予定。小中学校の体育大会や運動会は、多くが今月中旬以降に計画されている。県教育委員会は県立校に対し、開催する際は感染対策を徹底するよう求めている。