リモート始業式の準備も きょうから2学期

テレビ会議システムを活用した始業式の準備を進める教員=8月31日、奄美市名瀬の金久中学校

 奄美群島内のほとんどの小中高校で1日、2学期が始まる。新型コロナウイルスの感染収束が見通せない中、奄美市内の学校では前日の8月31日に感染防止策として通信機器を使った〝リモート始業式〟の準備をする様子も見られた。市教育委員会によると、9月12日に予定していた中学校の体育祭は延期が決まった。

 

 同市内では、8月下旬に医療機関でクラスター(感染者集団)が発生するなど新型コロナに対する警戒感が強まっており、市教委は31日までに、学校での感染対策をあらためて周知。9月12日に体育祭を計画していた各校には延期を求め、了承を得た。

 

 奄美市名瀬の金久中学校(窪田智司校長、生徒318人)は、1日はテレビ会議システムを使い、生徒が各教室にいたまま始業式を行う。前日には教員らが教室に設置した大型モニターの映像や音声などの確認作業を行っていた。

 

 同校では、手洗い・うがいの頻度を高めるなど、日常的な感染対策の徹底、強化へ教職員間で認識を共有。体育祭は9月26日に予定しているが、実施の可否などを検討している。安武慎一教頭は「観覧人数や日程もどうするか、今後の感染状況次第」とした。

 

 群島内の高校始業式は、県立6校が1日を予定。県立大島、徳之島両校は8月中に行い、私立の樟南第二高校は同月30日から9月6日に延期した。県教委は県立各校に対し、始業式など学校行事でも生徒が一斉に集まることのないよう、8月27日付で通知した。