三味線の弾き方を体験 宇検村で島口・島唄講座

三味線の弾き方を学ぶ参加児童ら=18日、宇検村生涯学習センター

 宇検村教育委員会は18日、同村生涯学習センター「元気の出る館」で島口・島唄講座を行った。地元小中学生約30人参加し、体験学習などを通して奄美の文化を学んだ。

 

 6月から始まった「やけうちっ子環境学習世界自然遺産博士講座」の第4回目。「自然を語る・自然を唄う」をテーマに講演した村野巳代治教育長は、自然と共に暮らしてきた奄美の人々が受け継ぐ独特の文化として、島唄・三味線、八月踊り、島口(方言)を紹介した。

 

 児童らは「よいすら節」と「諸鈍長浜節」の演奏を鑑賞した後、実際に三味線に触れ、バチの持ち方や弾き方などを学んだ。八月踊りの説明や島口の会話にも真剣な様子で耳を傾けた。

 

 阿室中1年の後藤愛彩さん(13)は「難しかったが勉強になった。集落のおじおばと(方言で)しゃべってみたい」と話した。同講座の企画に携わっている阿室小中教諭の岩切敏彦さん(58)は「島の暮らしや文化があってこその世界自然遺産登録。人と自然の関りを子供たちにも伝えていかなければ」と語った。