交通安全啓発ポスター作成 奄高美術部

作品の完成披露を喜ぶ奄美高校美術部部員ら=12日、奄美市名瀬

  夏の交通事故防止運動(11~20日)に合わせ、奄美市役所で12日、県立奄美高校美術部(上床恵顧問、部員9人)が作成した交通安全啓発ポスターの除幕式があった。2階待合ロビーの吹き抜けスペースに縦3㍍、横5㍍の作品が登場すると、関係者や市職員をはじめ、来庁者からも温かな拍手が湧いた。

 

 同作は、奄美署が市民への運動周知と交通安全啓発を図ることを目的に、奄高美術部へ依頼。コンペ形式で部員が案を出し合い、街で見かける「歩きスマホ」をテーマに、5月末から制作に挑んだ。完成した作品を前に、2年生の入耒美咲さん(16)は「赤色を多く配置することで、危険性を際立たせた。ゲームの世界とは違い、現実では〝命は一つだけ〟というメッセージを込めた」と笑顔。

 

 末永健太交通課長は「目を引く作品。いろいろな人が足を運ぶ場所であり、多くの方の目に触れることで、少しでも事故防止の意識付けになることを願う。今年は重傷事故が増えており、譲り合いの精神を持って、マナーの向上につなげてほしい」と話した。

 

 運動スローガンは「鹿児島の夏! マナーが輝く 快適ロード」。重点項目は▽自転車の安全利用の促進▽全ての座席のシートベルトの着用とチャイルドシートの正しい使用の徹底▽飲酒運転・あおり(妨害)運転等無謀運転の根絶。