伝統の追い込み漁を体験 和泊町の2小学校

竹棒で水面をたたき、魚を追い込む大城小の児童ら=28日、和泊町玉城

 和泊町の和泊小学校(福元哲勇校長)と大城小学校(田邊ツル子校長)は27、28日、町内の海岸でそれぞれ追い込み漁の体験学習を行った。仕掛けた網に、児童が力を合わせて魚を追い込み、昔ながらの漁法を学ぶとともに、魚を捕る楽しさを味わった。

 

 和泊小はワンジョビーチで行った。5年生児童41人が参加。沖永良部島漁協と町経済課が協力した。児童は触れてはいけない海の危険な生き物について学んだ後、海に入り、横1列になって魚を網まで追い込んだ。干潮を待つ間に海岸のごみ拾いも行った。

 

 大城小は玉城集落の海岸で実施。5、6年生児童12人と保護者らが参加し、大城集落の児玉力さん(59)が講師を務めた。児童は干潮を待って海に入ると、横1列に並び、竹棒で水面をたたきながら魚を追い込んだ。

 

 両校の漁ではブダイ、コショウダイ、テングハギなどたくさんの魚が捕れ、児童たちから歓声が上がった。

 

 和泊小5年の要健太君(9)は「みんなで一列になって追い込むところが楽しかった」、大城小の重村湖々菜さん(10)は「魚は嫌いだったけど、今日捕れた魚は食べるのが楽しみ」と笑顔で話した。

追い込み漁で捕った魚の下処理をする和泊小の児童ら=27日、和泊町のワンジョビーチ