伝統産業や自然環境学ぶ 大島北高校

奄美大島酒造などを巡った大島北高校の地場産業見学=24日、龍郷町

 奄美市笠利町の県立大島北高校(下高原涼子校長、生徒117人)は24日、地場産業見学とカヌー体験を実施した。課題解決型授業「総合的な探究の時間」の一環で、1年生26人が参加。本場奄美大島紬や黒糖焼酎など伝統産業を学び、マングローブ林で自然を体感した。

 

 地元の産業技術や自然環境に理解を深め、発展的な学習や職業選択につなげることが目的。この日は、龍郷町の大島紬村と奄美大島酒造、奄美市住用町のマングローブ茶屋を訪問し、各種見学・体験プログラムを利用した。

 

 奄美大島酒造では、製造担当の水間貴浩さん(35)が工場内を案内。仕込みから蒸留、びん詰めまで黒糖焼酎の製造工程を説明した上で、自社銘柄については「関連産業の活性化も目的の一つとして、黒糖は奄美大島産のみを使っている」と特徴を伝えた。

 

 見学後、生徒たちは「どの銘柄が一番人気なの」「海外にも販売しているの」「どんな飲み方がおいしいの」と興味津々に質問していた。丸山喜子さん(15)は「多くの製品を完成させる中、びん詰め段階では手作業もあり、すごいと思った」と振り返った。