体操服のデザインを体験 ウェブ会議で企業が助言 龍郷小

ウェブ会議システムで企業と児童が交流したデザイン体験授業=7日、龍郷小学校

  スポーツウエアの大手ブランド「デサント」の担当者から衣服のデザインについて学ぶ体験授業が7日、龍郷町の龍郷小学校(末松雅之校長)であった。ウェブ会議システムを活用し、5、6年生の児童9人が自分たちでデザインした体操服を披露。プロの視点からアドバイスを受け、将来の仕事について考えた。

 

 静岡大学教育学部の塩田真吾准教授が代表を務める一般社団法人「プロフェッショナルをすべての学校に(プロ学)」の主催。全国各地の企業と学校をつなぐ遠隔授業を展開しており、キャリア教育の一環として同校が応募し実現した。

 

 児童たちは事前に、デザイン(見た目)、着心地、機能性の3点から現在使用している体操服を分析。改善点を探し、3班に分かれて新しい体操服のアイデアをまとめた。

 

 授業では班ごとに▽気温に合わせて取り外せる袖▽地元の特産品本場奄美大島紬を使用した柄▽夕日や海をイメージし、カラフルで汚れが目立たない柄▽動きやすく汗がすぐに乾くポリエステル素材―などのこだわりをアピール。

 

 この日の講師を務めたデサントマーケティング部門商品企画担当の弘中貴大さんは、自社商品で取り入れている工夫を紹介しながら、それぞれのアイデアを実現するにはどうすればいいのかをアドバイスした。

 

 発表の後は、同社各部門の仕事内容や、弘中さんが入社したきっかけ、仕事のやりがいなどについて児童たちが次々と質問し、自分の将来の姿について考えを深めた。

 

 5年生の最上佑樹君(10)は「発表は緊張したけど、班のみんなで考えたデザインを褒めてもらえてうれしかった。これを着て運動してみたい」と話していた。