南極ってどんな所? 昭和基地とオンライン交流 徳之島町・井之川中

画面越しに昭和基地の隊員と交流する生徒ら=7日、井之川中

 【徳之島総局】徳之島町立井之川中学校(山口浩樹校長、生徒30人)で7日、南極の昭和基地とオンラインで交流する「GIGAスクール特別講座」があった。同中の生徒や教諭ら約40人が受講。南極で起こる不思議な現象や、観測隊員の生活について学んだ。

 

 文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の一環で開催。国立極地研究所が協力し、昭和基地に滞在する第62次南極地域観測隊がライブ中継で出演した。希望校の中から選ばれた日本国内の中学校や、カンボジアのプノンペン日本人学校など計10校の中学生がオンラインで受講した。

 

 受講者と昭和基地はライブ中継され、基地の隊員らが観測気球を飛ばす場面を伝えたほか、「マイナス12度の気温の中で80度の熱湯を空中にまくとどうなる?」「南極では吐く息が白くならないのはなぜ?」│などの実験やクイズもあり、生徒らは南極で起こる不思議な現象をライブ映像で観察した。

 

 質問コーナーでは「水はどうやって確保しているの?」「生野菜は食べられるの?」など隊員の生活についての質問があり、隊員からは「水は雪解け水をろ過、消毒して使用している」「基地内で水耕栽培でワサビ菜やレタスを育てている」などと回答があった。

 

 回答できなかった質問については今後同講座のホームページで回答する予定という。

 受講した丸山陽大君(1年)は「どうやって発電しているのか気になった。回答が楽しみ」と笑顔。加笑真さん(同)は「基地では温かいお風呂に入れると聞いて安心した。いつか南極に行って、どんな動物が住んでいるか確かめてみたい」と目を輝かせた。