喜禎さん(喜界中)に優秀賞 四位さん(赤徳中)は優良賞 少年の主張県大会

優秀賞を受賞した(左から)喜禎あさひさんと優良賞の四位碧杜さん=8日、鹿児島市

 【鹿児島総局】第43回少年の主張鹿児島県大会(県、県青少年育成県民会議など主催)は8日、鹿児島市の県青少年会館であった。1次審査を通過した県内の中学生10人がそれぞれのテーマに沿って発表。奄美からは「私たちの未来のために」と題して発表した喜界町立喜界中学校3年の喜禎あさひさんが優秀賞、「普通のランドセル」と題して発表した龍郷町立赤徳中学校1年の四位碧杜さんが優良賞を受賞した。

 

 少年の主張県大会は、中学生が学校や家庭、社会生活の中で感じたことや体験を取り上げて自身の思いを発表する場。今年度は県内45校から3275点の応募があり、7月8日の一次審査を通過した生徒が発表した。

 

 喜禎さんは、昨年度まで男女別々で男子の後が女子となっていた学級名簿が今年度から男女混合となったことを切り口に、社会の中に色濃く残る男女の不平等感や、それによって女性が被る不利益などの問題点を指摘。「男女は一人の人間として平等であり、性別で生き方を制限されてはならない」などと訴えた。

 

 四位さんは、小学校入学時に赤色のランドセルを欲しがった時に、母親が「男の子だから」「普通であってほしい」との思いを理由に、賛成しながったエピソードを紹介。多様性や個性を尊重し、少数者と呼ばれる人たちへの配慮、協力の大切さなどを強調した。

 

 審査の結果、霧島市立横川中学校2年の宮脇大果さんが最優秀賞を受賞。10月中旬の九州ブロック審査に推薦され、上位2人がオンラインで開催される全国大会に出場する。