国土交通大臣表彰を受賞 地域の環境美化に貢献 継続20年、県内唯一 龍北中

長年にわたる環境美化活動で国土交通大臣表彰を受けた龍北中学校の生徒=7日、龍郷町

 龍郷町の龍北中学校(志風寛校長、生徒13人)は7月20日付で、2021年度「海の日」海事関係功労者として国土交通大臣表彰を受賞した。学校近くの嘉渡海岸で20年続く美化活動が評価された。9月7日、同校で表彰伝達があり、志風校長が奄美海上保安部の矢野秀樹部長から表彰状と盾を受け取った。

 

 今年度の海事関係功労者大臣表彰には全国から158人、29団体が選ばれた。県内では龍北中学校が唯一の受賞校だった。

 

 2001年から毎年、海岸清掃や漂着ごみ調査など地域の環境美化に貢献する活動として「リサーチきょら」に取り組んできた同校。 今年度も4月28日に奄美海上保安部の職員らと協力して活動に取り組み、20年間で回収した漂着ごみの総量は約4000㌔になるという。

 

 年度初めに行うこの活動をきっかけに、その後は環境問題の調べ学習に取り組み、学校内外で成果発表なども行っている。

 

 志風校長は「非常にうれしいこと。子どもたちの学んだことが生活に溶け込み、周囲にも広がれば」と受賞を喜んだ。

 

 生徒会長の池田亜翔夢さん(15)は「海をきれいにしたい気持ちや努力が評価されてうれしい。後輩たちにも素晴らしい活動を続けてもらって、ごみ一つない美しい海岸を目指してほしい」と話した。