大島高校で2年ぶりに文化祭開催

舞台発表を動画で配信するなど、工夫を凝らして開催された大島高校の文化祭=11日、奄美市名瀬の同校

 奄美市名瀬の県立大島高校で11日、第72回文化祭があった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったため、2年ぶりの開催。感染対策のため体育館での舞台発表は無観客となったが、ステージの様子を動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信するなど、生徒らが工夫を凝らし文化祭を成功させた。

 

 文化祭のテーマは「旦(ひので)~変わらないもの 変わりゆく 時代の先へ」。創立120周年の節目とコロナ禍の変化を意識した。開催に当たり、色彩豊かなモザイクアートを校舎壁面に制作。新型コロナに屈しない大高生の活力と団結心を表現した。

 

 舞台発表は書道、ダンス、吹奏楽など主に部活動単位でパフォーマンス。3年生はクラスごとに制作した映像を披露し、1・2年生は各教室で物品を展示した。相互観覧はクラスごとに時間で区切り、各教室では換気を徹底。会場内での3密回避に努めた。

 

 文化祭閉会後、3年生の畑友一朗実行委員長は「前回と大きく異なる状況や内容で、盛り上がりに欠ける心配もあったが、しっかり形にできた。全校生徒で集まる文化祭は難しいかもしれないが、後輩たちにはより良い方法を模索してもらいたい」と振り返った。

 

 同日は樟南第二、沖永良部各高校でも文化祭があった。このほか徳之島高校は今月中旬、与論高校は9月、奄美、大島北、古仁屋、喜界各高校は10月に予定している。