模擬選挙で投票体験 天城町・岡前小

模擬選挙で投票する児童たち=24日、岡前小

 天城町明るい選挙推進協議会(川村善良会長)主催の選挙出前授業が24日、同町の岡前小学校(田子山ゆかり校長、児童143人)であった。明推協と同町選挙管理委員会から関係者8人が来校。児童らは選挙の成り立ちや仕組みについて学んだほか、模擬選挙での投票体験を通して正しい選挙の在り方について考えた。

 

 子どもたちに正しい選挙の在り方について考えてもらうための恒例行事。社会科の時間を利用して同校6年生23人が受講した。

 

 授業では川村会長(76)と松裕博選管委員長(同)が講師を務めた。川村会長は「みんなも18歳で選挙権が与えられる。誰が住民の代表にふさわしいか、判断する目を養ってほしい」と話し、選挙での買収が固く禁じられていることを説明して、▽贈らない▽求めない▽受け取らない│の三つのルールを守るよう強く求めた。

 

 模擬選挙は県知事選を想定したもの。投票前に投票箱に何も入っていないことを確認するゼロ票確認も行うなどできるだけ本物の選挙に近づけた。

 

 落選した候補に投票したという髙陽奏君は「住民の意見を聞く姿勢が感じられたので自分で考えて投票を決めた。授業で選挙の大切さが分かったので、18歳になったら選挙に行くようにしたい」と感想を述べた。

 

 松委員長は「子どもたちなりに選挙の大切さを理解してくれたようだ」と手応えを語り、「選挙は自分たちの代表を決める民主主義の根幹。明るく正しく選挙ができる有権者に育ってほしい」と思いを込めた。