水の事故「浮いて待て」 児童が救助法など学ぶ 嘉鉄小海の安全教室

学校近くの海で、体を浮かせる訓練に取り組む児童ら=7日、瀬戸内町嘉鉄

    海遊びのシーズンを前に瀬戸内町の嘉鉄小学校(中島朋子校長、児童11人)は7日、学校近くの嘉鉄海岸で海の安全教室を開いた。同校にはプールがなく、水泳の授業を海で行っている。児童らは古仁屋海上保安署の指導の下、「救助を浮いて待つ」「事故に気付いたら周囲に知らせ、118番へ連絡する」など、水難時に自分や友達の命を守る方法を身に付けた。

 

身近な道具を使った水難救助法も学んだ嘉鉄小の海の安全教室=7日、瀬戸内町嘉鉄

 嘉鉄小では例年、体育の時間に計6回の水泳指導を行っている。この日は第1回目で、古仁屋海保の署員4人が協力。全校児童と保護者らが参加した。

 

 児童たちははじめに、自分の体だけで水に浮く訓練からスタート。2人組になり▽手足を広げて力を抜く▽あごを上げ、手は水面の下に▽大きく息を吸い、肺に空気をためる―などのこつを学んだ。

 

 ペットボトルやランドセルなどを浮き代わりにする救助法の指導もあり、水を少量入れたペットボトルを沖に投げ入れる練習も行った。海での訓練の後、保護者らは体育館に移動して心肺蘇生法を学んだ。

 

 6年生の森日向香さん(11)は「今年初めて海に入って楽しかった。夏休みの間も今日聞いたことを忘れずに安全に遊びたい」と話していた。