滝つぼダイブ楽しむ 天城町・「ふるさと学寮」

度胸試しに滝つぼに飛び込む子どもたち=31日、三京川

 【徳之島総局】天城町の西阿木名地区推進協議会(仲恵会長)主催の「ふるさと学寮」が31日、同町三京集落であった。西阿木名小中学校と同校三京分校の児童生徒や保護者など約50人が参加。三京林道の散策や川遊びで世界自然遺産の森の自然を満喫した。

 

 子どもたちにふるさとの自然の魅力を味わってもらうための恒例行事。コロナ禍で昨年は中止となったため開催は2年ぶりとなった。今年も開催が危ぶまれたが、児童生徒から強い要望があり、宿泊なしの日帰りにするなど日程を短縮して敢行した。

 

 三京分校に集合した参加者たちは三京林道を散策。特別な許可を得た上で、三京区長でエコツアー認定ガイドの豊村祐一さん(65)の案内で、普段は立ち入りが禁止されている森の奥まで足を踏み入れて、三京川で川遊びを楽しんだ。

 

 川遊びの人気スポットは人工のダムでできた落差約3㍍の滝。なかなか踏ん切りがつかず滝つぼに飛び込むのをためらう子どももいたが、既に飛び込んだ子どもたちからの「頑張れ」の声に背中を押され次々と滝つぼに飛び込んで川遊びを楽しんでいた。

 

 西阿木名中2年の嶺ちはるさん(14)は「滝つぼへのダイブは最初は怖いけど慣れたら何度も飛び込みたくなる」と話し、「徳之島の自然遺産登録が決まってうれしい。もっと多くの人に徳之島の良さを知ってもらいたい」と笑顔を見せた。