生き物の特性を学ぶ 伊藤圭子獣医師が講話 宇検村環境学習講座

救護したハヤブサを見せながら野生動物について話す伊藤さん=22日、宇検村

 宇検村教育委員会主催のやけうちっ子環境学習世界自然遺産博士講座(第2回)が22日、村生涯学習センター「元気が出る館」であり、奄美いんまや動物病院の伊藤圭子獣医師(43)が「野生生物と人間の素敵(すてき)な関係」をテーマに講話した。村内から60人余りが参加。野生生物救護の現状、飼い犬や猫との関わり方など身近な生き物について理解を深めた。

 

 講座は全9回。大人と子どもが一緒に環境について学び、周りへの発信につなげていくことが目的。来年2月まで自然に関するさまざまな分野の講座を実施する。

 

 伊藤さんは動物病院で保護し、治療している野生動物の事例について紹介。「保護が必要か判断するには生き物の特性について勉強することが大事」とし、「見つけた場合は写真を撮ってほしい。無理をせず連絡を」と協力を呼び掛けた。

 

 伊藤さんは「共生とはうまく譲り合って暮らすこと。生き物たちのことを知って、すてきな関係とはどんなものかみんなでアイデアを出し合っていこう」と締めくくった。

 

 児童生徒からは「家の近くなどで野生動物を見かけてもそっとしておきたいと思う」「生き物を大切にしたい」などの感想が聞かれた。