稲田の雑草取り除く 子ども会育成連絡協 瀬戸内町勝浦

田んぼの草取り作業に取り組む子どもたち=26日、瀬戸内町勝浦

 瀬戸内町子ども会育成連絡協議会(柳谷昌臣会長)は26日、同町勝浦の田んぼで草取り作業を実施した。同協議会による稲作プロジェクトの一環で、町内の親子ら約40人が参加。徐々に雨脚の強まる天候の下、稲の生育を邪魔する雑草を懸命に取り除いた。

 

 プロジェクトは、稲作を通じて食への関心を高めることが目的。休耕田を提供し、稲作の講師も務める地元農家、堯文俊さん(83)は「雑草は土壌の養分を奪い、茂るとネズミが侵入しやすくなる。収穫するまで気は抜けない」と草取り作業の意義を説明した。

 

 参加者は、腰の高さほどに育った稲をかき分け、水草をむしって回収。子どもたちは泥の感触や水辺の生き物観察なども楽しんだ。加計呂麻島から母、姉と参加した伊子茂小2年の田畑大和君は「たくさん草を取って、虫も見られて楽しかった」と振り返った。

 

 同日、勝浦公民館では家庭用品を使ったかかし作りもあり、一部完成品を田んぼ近くに設置した。稲の収穫は8月ごろの見込み。