進路選択の一つに 奄高生に説明・見学会 奄美海上保安部

巡視船の飛行甲板について説明を受ける生徒ら=10日、奄美市名瀬

 海の治安を守る海上保安庁の仕事を紹介し、将来の進路選択の一つにしてもらおうと、奄美海上保安部は10日、奄美高校機械電気科の電気コース2年生3人とその保護者らを対象に説明会を開いた。巡視船「あまぎ」の見学もあり、参加者らは海の仕事の魅力に肌で触れた。

 

 説明会は、少子化や志願者数の減少が年々進む中、要員確保につなげることが目的。巡視船艇での海上勤務だけでなく、本庁や管区本部における陸上勤務、諸外国と連携を図る海外勤務など、広範囲にわたる業務内容を動画を織り交ぜて紹介したほか、海上保安官になるための受験対策についても具体的なアドバイスをした。平島好朗管理課長は「非常にやりがいのある仕事。奄美は美しい海に囲まれており、海を守りたいという志しある学生もおられると思う。ぜひ門をたたいてほしい」と呼び掛けた。

 

 巡視船「あまぎ」の見学では機関室も特別に公開され、担任の横山彰二教諭は「まだ生徒が将来の進路について明確に示せない中、保安官から直接お話を聞き、自分の目で見ることで、選択の幅が広がったように感じた」と感想を述べた。

 

 説明会の担当者、久松大総務係は「自身が受験の時、知りたくても周りに聞く人がいなかった。もし興味を持つ生徒がおられるなら、また機会を設け、力添えしていきたい」と話している。