壁新聞・フォトコンW受賞 児童ら地道な取り組みの末に 与論町立茶花小

2018年03月03日

子ども・教育

ダブル受賞を町岡教育長(右)に報告した茶花小の日置教頭(左)と濵田教諭

ダブル受賞を町岡教育長(右)に報告した茶花小の日置教頭(左)と濵田教諭

 与論町立茶花小学校(鶴田幸伸校長)が2017年度のECO壁新聞コンクールと、海洋教育パイオニアスクール・フォトコンテストに入選した。海岸などの環境美化やエコ活動など、これまでの児童の地道な取り組みが今回のダブル受賞につながった。

 

 ECO壁新聞コンクール(全国銀行協会主催、朝日小学生新聞共催)はエコ活動をテーマに自由な発想で壁新聞を作るもので、今年は全国から1万点余りの応募があった。茶花小は校内の全学年を対象に募り、集まった88点を出品。学校優秀賞3校のうちの1校に選ばれた。

 

 フォトコンテストは、日本財団などが主催する「海洋教育パイオニアスクールプログラム」の一環。茶花小は本年度、海の学びに取り組む学校の活動を支援する同プログラムに参加。海洋教育の活動の様子を撮影したフォトコンテストがあり、同校を含む9校の写真が入選した。

 

 同校の日置ゆかり教頭と濵田美里教諭らがこのほど、町岡光弘教育長にダブル受賞を報告した。

 

 入選作品の撮影者で、エコ新聞作りも担当した5年生担任の濵田教諭は「1年を通して与論の海について学習してきた中、子どもたちの海を守りたいという心が入選をもたらした。その気持ちが認めてもらえてうれしい」と笑顔。壁新聞についても「児童それぞれのエコに対する思いが(新聞で)伝えられたと思う」と話した。

濵田教諭が撮影した入選作品。タイトルは「この海を守るんだ!」

濵田教諭が撮影した入選作品。タイトルは「この海を守るんだ!」