手作業でキビ収穫体験/天城小

2018年02月08日

子ども・教育

昔ながらの手かさぎでキビを収穫する児童ら=7日、天城町天城

昔ながらの手かさぎでキビを収穫する児童ら=7日、天城町天城

 天城町立天城小学校(藤山洋一校長、児童101人)は7日、同校近くのサトウキビ畑でキビ収穫体験を行った。同校5年生18人や保護者、地域住民ら約50人が参加。手で刈り入れる昔ながらの手かさぎで、収穫作業に汗を流した。

 

 同校5年生はキビ生産体験学習で、植え付けから収穫、作った黒糖の販売を総合的な学習の時間で実践している。児童らは昨年3月に一部春植えした約3㌃の畑で収穫を開始。鎌を使い、キビの葉を1本ずつ丁寧に落とし、束にして積み上げた。約3時間で2㌧を収穫した。

 

 初めて収穫作業を体験した5年の松本唯奈さん(11)は「葉を落とす作業は結構力を使って大変だった。手作業で収穫していた昔の人たちはすごいと思った」と話した。

 

 11日には町内の黒糖作業場で黒糖づくりを体験し、24日に町防災センターで黒糖販売活動を行う予定。