最高の音楽をプレゼント 恒例のクリスマスコンサート 大島高校吹奏楽部

2018年12月25日

子ども・教育

多彩な演奏で聴衆を魅了した大島高校吹奏楽部のクリスマスコンサート=24日、奄美文化センター

多彩な演奏で聴衆を魅了した大島高校吹奏楽部のクリスマスコンサート=24日、奄美文化センター

 奄美市名瀬の県立大島高校吹奏楽部(山角伊世顧問、部員24人)は24日、同市名瀬の奄美文化センターで恒例のクリスマスコンサートを開いた。部員たちはクラシックからポップスまで多彩なクリスマス定番曲を演奏し詰め掛けた聴衆を魅了した。

 

 プログラムは2部構成。「星に願いを」で開幕すると、「アメージング・グレース」や「恋人たちのクリスマス」を次々披露した。

 

 2部では部員らがカラフルな衣装やサンタの帽子などを身に付けクリスマスムード満点のステージを展開。奄美市少年少女合唱団とのコラボもあり、美しい歌声と演奏のハーモニーに盛んな拍手が送られた。

 

 同部OGという奄美市名瀬の荒田憂さん(23)は「人数は少ないけど音が一人一人きれいでまとまっていてとってもよかった。いいクリスマスプレゼントになった」と笑顔を見せた。

 

 阿久根純名部長(17)は「平成最後のクリスマスイブ。心に残る演奏をしたいと思い、一曲一曲心を込めて演奏した。拍手をたくさん頂けて、お客さんも楽しそうだったのがうれしかった」と振り返り、「新体制になると人数も増える。大人数で魅せる音楽を自分たちらしく表現していきたい」と来年の目標を語った。